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2017年8月10日 (木)

小熊英二『社会を変えるには』講談社現代新書

1965年から1993年、だいたい「東京オリンピックからバブル崩壊まで」が、日本が工業中心の「ものづくりの国」だった時代といえます。

大型道路を作れば作るほど、幹線沿いに大型郊外店が建ち、都市へ人は出て行って、かえって地方の衰退が進みました。

フランスは核兵器によるアメリカからの自立に熱意があるので、採算を度外視しても、原発とプルトニウム抽出は進める路線を続けています。

ドイツ、イタリア、スイスなど、核兵器を持たない国は、すでに原発からの撤退を決めました。

災害がおきると、弱っていた産業の衰退が一気に進む・・・・・

災害がおきるとその社会が抱えていた問題が露呈するというのも、原発事故にあてはまります。

韓国やロシアのように国営公社が原発を作る・・・・・

原発のコストは、じつは大部分が安全コストです。

ライフスタイルとライフサイクルが均質化したのが、工業化社会の特徴です。

1960年代のアメリカの女性運動は、郊外の住宅に住んで生活に不自由はないけど、心の空しさを抱えているという専業主婦の悩みを書いた本から、大きく広がりました。

日本共産党は、文芸評論家が党のトップになったという、世界でも珍しい党でした。

1955年に始まった「春闘」は、・・・・・

「セクト」というのは、もともとカトリックに対抗して分裂したプロテスタント諸派の教団のことです。

全学連は共同体の集まり、全共闘は「自由な個人」の集まり

もともとセクトはマルクス主義の党派ですから、・・・・・

社会運動があるテーマで広がるときには、そのテーマが社会のなかで構造的にたまっている不満や感情の表現手段になった場合です。

女性や子どもに参政権がなかったのは、一家の意見は家長に代表される、という考え方があったからです。

日経平均株価が一般新聞の経済面以外に載りはじめたのは、1990年代末になってからです。

『往生要集』によると、八大地獄の一つである「集熱地獄」に落ちれば、人間界の時間でいえば五京四五六八兆九六〇〇億年は転生できないそうです。

聖書の俗語訳が印刷されたことは、異端の続出という事態を招きました。

『古事記』で大和王朝の領土とされている「大八洲」には、北海道も沖縄も入っていません。

快楽計算という考え方は、プラトンが『国家』に書いていたものです。

日本でも警察が外国人登録証の形態義務違反を厳しく検挙する方針をとれば、いきなり外国人の犯罪件数が増えたりします。

マルクスが人間の関係という場合の第一は、生産関係です。

19世紀のドイツでは、近代化の反動からロマン主義が台頭し、共同体へ帰れ、自然に帰れ、といった運動がありました。

ギデンズはマルクスにも影響を受けています。

ウェールズのように「パブリック・セクター」が雇用の三分の一という社会もありますが、・・・・・

世界のどこでも、移民排斥などを掲げるポピュリズムが台頭しています。インドのような「先進国」とは分類されない国でも、90年代以降の経済自由化とともに、急激にイスラム教徒排撃を唱えるヒンドゥー右派が台頭しました。

プラトンの『国家』によれば、国家のなかで役割や居場所を失った人が、既得権批判を掲げる僭主を支持します。

権力者が広めた文化が主導的立場を築いていることを「ヘゲモニー」といいますが、・・・・・

マルクス自身は、自分はマルクス主義者ではない、と言っていたのは有名です。

べ平連三原則

  • やりたいことをやれ
  • 言い出したら自分でやれ
  • 他人の批判はするな(それなら自分でやれ)

デモで歩いたら、隣の人と話さないのは損です。

アダム・スミスは、人間の能力に大差はなく、分業の結果として役割や職業ができるにすぎないと論じました。

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