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2017年8月17日 (木)

大貫隆『聖書の読み方』岩波新書

聖書には非科学的なことがたくさん書いてある。

信仰者の使う言語は、非信仰者にとっては、理解困難な「外国語」なのである。

聖書全体があくまで神を主語として話が進む書物・・・・・

古典の本文そのものには近づかない。古典は本気で読まれることが少ないのである。

創世記の冒頭には、相異なる天地創造の物語が二つ並んでいるわけである。

サタンは旧約聖書ではヨブ記に初めて登場する。しかし、そこでのサタンはまだ悪の権化ではない。

旧新約聖書は、・・・・・その文書配列の順番からして、初読者にはきわめて不親切な書物なのである。単純に初めから終りに向かって通読する試みは、やめた方がよい。

ルターはヘブライ人への手紙、ヤコブの手紙、ユダの手紙、ヨハネの黙示録の四書を価値の低い「付録」として扱い、巻末に並べている。

聖書の文書配列は、・・・・・誰もが文句なく認めるような目次は最初から存在しなかったわけである。

旧約聖書も新約聖書も、礼拝の場で使うことを主たる目的として編まれた。

実際の処刑に先立ってペトロは、くりかえしイエスを知らないと否認していた。

イエスの死後の数十年間は、イエスの発言、行動、最後は口頭で言い伝えられた。

グノーシス主義とは人間即神也の思想なのである。

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