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2017年10月17日 (火)

長尾一紘『世界一非常識な日本国憲法』扶桑社新書

政府が憲法解釈を変更してはならないというルールは存在しません。

学説と信仰告白との違いは、論証の有無にあります。

日本国憲法は、「国際協調主義」の立場に立っています。

スイスが攻撃を受けなかったのは、非武装だったからではなく、徹底的に軍備を整備していたからです。

ヤルタ会談の問題点は、バルト三国や東欧諸国に対する実質的支配権をソ連に与えてしまったこと、また、ソ連の対日参戦の見返りとして、日本の樺太南部や千島列島などをソ連に与えるとした点にあります。東欧諸国や日本などの承諾なしに、勝手にソ連の支配権を認めたわけですから、ルーズベルトの責任は重大です。

『拝啓マッカーサー元帥様』

教育勅語には何か足りないものがあったようです。それは、「国家と国民」の関係についてです。天皇と国民のあるべき関係については示されていますが、国家と国民のあるべき関係については、ほとんど示されていないのです。

「神のものは神へ、カエサルのものはカエサルへ」。祭事は教会に、政事は国王に、との意味です。

君主制は、世襲制を構成原理としています。

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