二宮清純『勝者の思考法』PHP新書
大のおとなに、何人もの指導者が寄ってたかって「指導」もヘチマもあったものではない。相手はあくまでプロの選手なのである。バッティングにしろピッチングにしろ、「教える」などということが通じるものだろうか。
監督やコーチにとって必要な熱心さは、教えることではなく、助けることである。
悩んだときに選手が相談に来る。そのときどきに応じて、的確なアドバイスを行うことができるか。「心の杖」ともいえる役割を、指導者は課せられているのだ。
コーチとは「人を教える」専門職であって、上司ではない。
選手交代は常に先にカードを切るのが鉄則です。
ラグビーで一番大切なのは、残り十分から十五分の間ですから・・・
監督もコーチも、選手を育てることはできない。活躍の場を与えることで、選手自身が成長するのだ。
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