ナンシー・デュアルテ『ザ・プレゼンテーション 人を動かすストーリーテリングの技法』ダイヤモンド社
プレゼンテーションの目的は変化を起こすこと。
プレゼンテーションの締めくくりに、ザンダーは、自分の仕事は人々の中に眠る可能性を目覚めさせることだ、このことに気づいて人生が変わったと話します。「では、それがうまくいったかどうか、どうすればわかるでしょう? 相手の目を見つめるのです。相手の目が輝いていたら、うまくいったことがわかります」。
プレゼンテーションの準備をする際は、聴衆をひとかたまりの集団とは考えず、あなたと1対1で会話をするのを待っている個人の集まりだと考えてください。聴衆ひとりひとりが「このプレゼンターは自分と個別に接してくれている」と感じられるように。・・・・・一案として、聴衆の中でも特に聴いてほしい人に的を絞り、その人との1対1の会話のようにメッセージを組み立てるのもいいでしょう。
気をつけないといけないのは、あなたに対する第一印象の一部は、あなたが登場する前からすでにできあがっているということ。
人が一度に処理できるメッセージはひとつだけです。聴衆はあなたの話を聴くか、スライドを読むかのどちらかです。両方はできないのです。
リハーサルのうえにリハーサルを重ねましょう。そして本番が終わったら、まわりにフィードバックを求めてください。
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