フォト
無料ブログはココログ

amazon

« 2018年11月 | トップページ | 2019年1月 »

2018年12月

2018年12月12日 (水)

H.ミンツバーグ『MBAが会社を滅ぼす マネジャーの正しい育て方』日経BP

MBAとはしょせん、1908年に誕生した学位に、1950年代末に唱えられた戦略を取り入れたものにすぎないのだ。

マネジメントはサイエンスより、アートの側面が大きい。「直観」や「ビジョン」「洞察」はマネジメントの土台だ。

戦略とは双方向のプロセスであり、思考と行動の間の絶え間ないフィードバックが欠かせない。はじめから完璧な戦略などない。戦略は経験を通じて進化していくものだ。

リーダーシップとは、組織の構成員に活力を与え、優れた決定をさせて業績を高めること。言い換えれば、人々がもともともっているポジティブなエネルギーを引き出すことだ。優れたリーダーは、権限を委譲するのではなく、部下のモチベーションを高める。コントロールするのではなく、理解する。決定を下すのではなく、手本を示す。これをすべて、まず自分自身が組織に本腰を入れ、ほかの構成員の参加を促すことによっておこなう。

本人の同意なく他人を統治できるほど優れた人間などいない(リンカーン)。

2018年12月 6日 (木)

大泉啓一郎『新貿易立国論』文春新書

Jカーブ効果とは、円高直後には、輸出数量が減少するものの、輸出品の価格上昇の効果がそれを上回り、結果として輸出額はJの文字のように増加するというものである。

スペンスによれば、世界規模での格差が生まれたのは、18世紀半ばから19世紀にイギリスで始まった産業革命以降のことであり、・・・

部品がモジュール化されることで、他の部品との交換が容易になり、・・・

モジュール化とは反対に、部品が相互に密接な関係を持ち、新しい製品の開発には部品間の微妙な調整を必要とするものは、インテグラル(すり合わせ)型と呼ばれる。

貿易の緊密性に地理的距離を要素に入れた考え方に「グラビティ効果(重力効果)」と呼ばれるものがある。

ハラルとは、アラビア語で「合法」という意味であり、ハラル食品といえば、イスラム教の教えに準じて製造された食品を意味する。

新興国・途上国で躍進著しい韓国企業のサムスンやLGは、長年かけて市場開拓に注力してきた。その競争力の源泉はすでに価格からブランド力へ移ろうとしている。

新興国・途上国の中間所得市場を確保するためには、価格を抑えればよい、というような単純なものではないのだ。

2018年12月 3日 (月)

フジコ・ヘミング『フジコ・ヘミング 運命の言葉』朝日文庫

演奏には自分のすべてがでてしまう。いくら格好つけてやってもね。

最初から悪い人だって決めつけたくない。なにか理由があってのことだから。

クラシックの世界では、なぜ、誰も知らないような曲をならべたがるのか。

私のピアノはテクニックで弾くというものではない。音のひとつひとつに色をつけるように弾くのだ。

私は自分の弾くリストの『ラ・カンパネラ』がいちばん好き。

絵は、色。色が悪いと生きてこない。

オペラも素晴らしいけれど、長ったらしいところが苦痛になる。ワーグナーなんか最後までとても聴いていられない。

パバロッティのような世界一の歌い手でも、袖から舞台に出て行くときは、地獄に入っていくような気持ちだ、と言っていた。

ジョルジュ・サンドがどこかに書いていたけど、誰でも遠いところにあるものに憧れる。手に入ってしまうとそれで終わり。次のことに憧れる。それが人間。だから始末におえない。

三谷宏治『経営戦略全史』Discover

ポーターは「ポジショニング」を重視しました。経営戦略の目的は企業が収益を上げることにあり、そのためには「儲けられる市場」を選んで、かつ競合に対して「儲かる位置取り」をしていないと、どんなに努力してもムダだと。この2つが、ポジショニングです。

BSCは、ポジショニング(顧客の視点)とケイパビリティ(業務・学習の視点)をつなぎ、それをさらに財務指標にまでつなげようとした、偉大な試みでした。

シュンペーターも述べていたように、イノベーションにおいては「担当者の変更」がしばしば起きます。

マイクロソフトの稼ぎ頭はウィンドウズOSではなく、MSオフィスです。

ミンツバーグによれば「すべての理論は間違っている」。それでも、「マネジャーはどれかを選ばなくてはならない」のです。

今、求められているのは熟慮実行ではなく、高速試行錯誤なのですから。

伊吹卓『どうしたら売れるのか 商売上手・98の秘訣』PHP文庫

着眼法といって、成功したものをよく見習うことによって、・・・

だれの話にも感心し共感するということは、「自分がない」ということです。

商売というのはもっと平凡で地味なものです。

一人の著者、一つのテーマを決めて集中的に読むということをしてください。そのようにすると、「一人の著者が人生を賭けてきた世界」に迫ることができます。

悪いことに、悪評というものはなかなか本人には届かないのです。

不思議なくらい、悪口は本人を避けて通るのです。

メリコの法則・・・目立ち、理解され、好感をもたれるものが売れる。

« 2018年11月 | トップページ | 2019年1月 »

2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のトラックバック