茂木誠『ニュースの❝なぜ?❞は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問』SB新書
ヨーロッパが生まれたのは、古代ローマ帝国が崩壊したあとです。
キリスト教とイスラム教は、どちらもユダヤ教から分かれた宗教です。
ユダヤ教とは「親子の縁よりも神様への忠誠心が大事」という宗教なのです。
「カトリック」とは「普遍的」「世界共通の」という意味です。
平和主義は舐められる、というのが世界史の教訓なのです。
経済統合や通貨統合の絶対条件は、同じ価値観をもっていること。そして、経済格差があまりないことです。
サウジアラビアには、憲法も国会も選挙もありません。
「イラクのアルカイダ」が、のちに名前を変えて、ISとなったのです。
シリアも、英・仏の密約で人工的につくられた国です。
アラブの春とは、独裁政権に対する一連の民主化運動のことです。
国をもたない世界最大の少数民族が、クルド人なのです。
ISの敵対勢力といえば、まずはクルド人。そして、シーア派です。
エルドアン大統領の本当のスタンスは、反欧米なのです。
イスラムの世界には国Nationという概念が希薄です。
アラブ人には、国という意識が薄いのです。
FRBはアメリカの国営ではありません。
ベクテル社はアメリカ最大の建設会社(ゼネコン)。
基本的に国家を信用しない。自分の身は自分で守るので福祉もいらない。税金も払いたくないという極端な個人主義、自由主義の思想をもっています。彼らのような立場をリバタニアンといって、・・・・・
最初にアメリカが侵略した国は、メキシコ。
「草の根保守」は政府を信用していませんから、福祉も年金もやめて減税してくれ、老後の面倒は自分で見るという立場です。
中国政府が「靖国はけしからん」と騒ぎ出したのは、江沢民による反日教育が行われるようになってからです。
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