松本佐保『熱狂する「神の国」アメリカ 大統領とキリスト教』文春新書
プロテスタントはいくつもの宗派に分裂しているため、アメリカ国内の宗派としては、カトリックが最大規模であり、また最大の浮動票で、カトリックを制する者が大統領選で勝利するとまでいわれている。
カトリックはプロテスタントに比べると聖書をそれほど重視しない。
カトリックにはローマ教皇を頂点とする高度に組織化されたグローバルなネットワークがあるからだ。
プロテスタントの教えは万人が司祭になれるというもので、誰でも聖書を手に取り、読むことができる聖書中心主義である。
ユダヤ人はキリストを預言者とは認めたが、救い主とは認めていないという点がある。
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