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2019年10月28日 (月)

池上彰・佐藤優『知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術』文春新書

NATOは、小国が多い欧州とアメリカによる集団的自衛権に基づく組織。もしロシアに攻撃されたらアメリカが助けに来てくれるという前提で組織されています。

イギリスの原潜の母港はスコットランドにあるんです。

テロリストというのは、ローンウルフ型でも徹底的に訓練された人でも、最後に命を捨てるというときには必ず「我」が出るという。この世において自分がなしとげたことの足跡を残しておきたくなるというのです。

共謀罪の問題は、これこそが現代の治安維持法である点です。近代法において、具体的な行動を伴わずに内面にとどまっているうちは法律の対象ではないという原則が、テロリズムには適用されないという発想なんです。

パリのテロリストの摘発では、容疑者を全部殺してしまったでしょう。常識的には、生け捕りにしたほうが情報を取れるのに、殺してしまったのはなぜか。生け捕りだと公判をしないといけない。・・・・・・・死刑制度がなくなると、超法規的な処刑が起きるわけです。

アイゼンハワーがやったノルマンディー上陸作戦だって、ソ連軍がもう少しベルリンに迫ってからやれば簡単に勝てた。

オルタナ・ファクトとは、「第一条、教祖は正しい。第二条、教祖が誤った場合は第一条に準ずる」という二条から成り立っている世界でしょう。

スターリンの著作には必ずゴシックが出てきますね。

アラブ地域というのは、いわゆる国民国家ではなく、部族や宗教が支配的ですから、どこも非常にやっかいな国内事情を抱えています。例外として国民国家らしいのがエジプトですね。

中間団体的な、たとえば公明党みたいなものがだんだん細っていく。これはモンテスキューが『法の精神』で非常に危惧していた民主社会のあり方です。中間団体が力を失うと、結果として暴力装置を持っている国家が力を持ってしまう。『法の精神』はよく読まれていますけど、権力分立ばかり取り上げられている。あんなのはじつは小さい話で、ポイントは中間団体の重要性です。

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