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2019年11月

2019年11月27日 (水)

マックス・マキューン『「戦略」大全』大和書房

目標は、無駄にならない何かを実行する能力を高めることだ。

戦略とは経験則と創造的手法の混合物だ。

完璧を目指すよりも、まずやってみよう。

企業は他社に勝つ(あるいは模倣する)ことに意識を向けすぎていると主張している。

重要なのは、一時的な強みを、継続的な強みに変えられる能力を高めることだ。これは、長期的に、ブルーオーシャン戦略から資源ベースの強みに移行することを意味する。

戦略の役割は、利益と顧客価値を最大にする方法を見いだすことだ。

ビジネスモデルとは、戦略スペース内で価値を創造し、それを収入に変えるためのアプローチのことだ。

レッドブルの創業者は、東南アジアの市場から学ぶことで、世界的なブランドを確立した。

戦略では、直観力は分析と同じくらい有効だ。

〝プランB〟は、戦略家の大きな味方になる。

多くの企業は、「同じ顧客のために同じことをする」という罠に簡単に陥ってしまう。

 

ジョン・イリチ『世界一わかりやすい絶対勝てる交渉術』総合法令

礼儀正しい人に対して反論するということは、常にとてもやりにくいことであるからだ。

気分が落ち着くまで静かに10まで数えてみることが賢明だ。

深呼吸して10まで数える。

10まで数えたら、もう一度10まで数える。

もし、相手が脅迫や威嚇をしかけてきて、あなたが同じように対応しないとする。すると相手は混乱し、自分の無礼な行為をやめ、それについて考えるだろう。そして、結果的にはあなたが有利になるのだ。

目標が現実的で妥当なものであればあるほど、その目標に到達する可能性はより高まるということを十分理解しておかなければならない。

別の目標もあらかじめ設定しておくことの利点は、代案をもっていることである。

「トークショーの司会」テクニックは、しかし、けれども、やはり、~以外は、という四つのキーワードを使用することにかかっている。

最悪の状況も、それを知ってしまえば心は平静になる。本当に辛いのは、はっきりわからない状態に置かれることである。

もう一度いっておくが、もしもあなたが相手の提案や対案を気に入っても、それを相手に漏らしてはいけない。

どの交渉でも同じだが、けっして必死になっている様子を相手に見せてはならない。

論争に勝って客を失っても、何も得るものはない。

怒りは理性の灯火を吹き消してしまう風である。

事実が思想と結びついたとき、世界に最も偉大な力が生まれる。

2019年11月24日 (日)

清水勝彦『経営学者の読み方 あなたの会社が理不尽な理由』日経BP社

科学で耳にする最も胸躍る言葉は、「私は発見した」ではなく、「へんだぞ」なのだそうです。

本当に経営に役立つのは「世代を超えて生きてきた法則=幹(あるいは根)」なのです。

成功企業の経営者が「当たり前のことを当たり前にやっているにすぎない」とほぼ異口同音におっしゃるのを聞いても、・・・・・

Ph.D.というのは「リサーチの学位」といわれるくらいなので、・・・

心理学とかマーケティングというのは、実はほぼ「統計」の学問であることも教わりました。

「確率」という言葉は、サンプル数が多くて初めて成り立つということを忘れてはなりません。

その時リーダーに必要なのは『任せたから勝手にやれ』と放っておくのではなく、『陰ながら見守る』という態度である。

「予想外のことは必ず起きる」と言いながら「予想外を最小にする」ことに努めていた。

専門家であるということは、自分の限界を知っていることだと思います。

「私がこういう作戦を立て、このようにして業績をあげました」ということが、きちんと言えなくてはならないのです。

何も考えずに200回素振りしても、腕が太くなるだけ。

合理性を前提にしたフレームワークや定量分析は、「分かりやすい」ばかりでなく、「教えやすい」のです。答えは結構客観的に出ますから、テストも採点しやすいです。

アイデアだけなら、誰かすでに考えていると思ったほうがいい。

 

 

2019年11月20日 (水)

ロバート・グリーン他『権力(パワー)に翻弄されないための48の法則 上』角川書店

一日たりとも油断するな。

誰一人として心から信用してはならない。友人も恋人も含めて、全員を観察せよ。

受けている寵愛におぼれて慢心してはならない。

主人より目立ってはならない。

友には用心せよ。

凄腕の詐欺師は、まったく平凡で目立たない外見を装い、人に特別な印象を与えないようにする。・・・・・ひとたびありふれたものでカモを油断させたら、その裏で進行中の欺瞞に気づかれることはない。理由は単純だ。人は一度に一つのことにしか注意を向けられないからである。目の前にいる退屈で無害な相手が、同時に別のことをもくろんでいるとは想像もつかない。

部下よりも先に口を開いてはならない。こちらが黙っていれば、相手は急いで話しかけてくる。

いったん評判が固まれば、とくに精力をつぎこまなくとも、存在感はおのずと増し、実際以上のパワーがあるように見えてくる。

忘れようにも忘れられないイメージをつくりあげて、世間の注目を集めよ。

与えてから奪え。

黒川伊保子『女の機嫌の直し方』インターナショナル新書

「何が正しくて、何が正しくないのか」で議論しても、まったく埒が明かない。どうも女たちは、世間(客観)に照らして正しいことを正しいと言うのではなく、自分(主観)にとって心地いいことを正しいと呼んでいるらしい。正解が「彼女の中」にある以上、手も足も出ない。

優秀な男性脳ほど、女性の機嫌を損ねるように動くからだ。

女性は、ことの発端から語りたがる。男性は、最初にゴール(話の目的あるいは結論)を知りたがる。

女性脳は、「怖い」「ひどい」「つらい」などのストレスを伴う感情が起こるとき、そのストレス信号が男性脳の何十倍も強く働き、何百倍も長く残るのである。そして、共感してもらうと、その余剰な信号が沈静化するようにできている。

論理や数字で説明できないからといって、女性が一生懸命伝えたがっていることを、どうか軽んじないでほしい。

女は共感されたい、男は問題解決をしたい。

女性に接するとき、最も気に留めておいてほしいのは、とにかく共感。「いきなり問題解決」は、たいていの場合、仇になる、と心得てほしい。

2019年11月10日 (日)

岡田暁生『オペラの運命 十九世紀を魅了した「一夜の夢」』中公新書

ヨハン・シュトラウスの『こうもり』を唯一の例外として、正規のオペラ劇場は絶対にオペレッタを上演しないのである。

十八世紀末のモーツァルトから二十世紀初頭のリヒャルト・シュトラウス/プッチーニまでの時代である。この百数十年こそはオペラの黄金時代であり、オペラが最もオペラらしい時代であった。

オペラが発展したのは何といってもイタリアの諸都市であり、ミュンヘン、パリ、ウィーン、つまりカトリック圏の宮廷都市である。

美しい詩文の抑揚を心掛け、オペラから喜劇的要素を追放した。こうして1720年頃に成立したのが「オペラ・セリア」と呼ばれるジャンルである(なお喜劇的要素はオペラ・セリアから分離されて、「オペラ・ブッファ」というもう一つのジャンルを形成することになる)。

モーツァルトのオペラは、少なくともうわべだけ見れば、おふざけと官能の連続である。

ワーグナーの『ニュルンベルクの名歌手』は、『魔弾の射手』と並ぶドイツの国民オペラである。第二次大戦中にナチスはこの作品を党大会で記念上演するなど、「愛国オペラ」として徹底利用した。

ムッソリーニもまた国民的作曲家ヴェルディを政治的に利用しようとしたのである。

若林計志『プロフェッショナルを演じる仕事術』PHPビジネス新書

人は常に新しいものを求めていながら、同時になじんだものを求めます。

フレームワークは抜け漏れを防ぐチャックシートとして役立つのです。

知りたくない事に対して情報を遮断し、耳を貸さない事を「バカの壁」と呼びます。人間が最終的に突き当たる壁は「自分の脳」であり、一旦自分が正しいと思い込んでしまうと誰でも「バカの壁」を作ってしまうのです。

「イケア」は、ディズニーランドをベンチマーク(お手本)にしています。

謙虚になって学ぶ心を身につければ、どんな事からでも学ぶ事ができる。

 

2019年11月 1日 (金)

熊野英生『なぜ日本の会社は生産性が低いのか?』文春新書

心配すべきは、未来のことだ。あなたは誰も他人を育成していない。あなたが会社からいなくなると、あなたが果たしてきた重要な役割が世の中から完全に消滅する。

過去の成功体験から、余剰資金を高い収益資産に投資する発想よりも、組織を統制してキャッシュフローをコツコツ増やすことに執着するのである。

結局のところ、私たちは節約で利益を積み上げるという成功体験から抜け出せない。

日本には多くの分野において突出した非価格競争力を発揮する企業がないからだと筆者は考える。

高齢化のトレンドを変えられない。・・・・・経済の主役たる企業が継続的に稼げる商売を発見し、若い勤労者世代への所得分配を増やして新しい需要の担い手としてのリッチ層、新しい中流階層を育てることである。

「何か有効な投資をしたい。でも、投資をする代わりに、手元資金が目減りするのは怖い」。そうした葛藤が、経営者の心の奥底で渦巻いているのだ。

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