ジョゼフ・A・マチャレロ編『ドラッカー 365の金言』ダイヤモンド社
上司が真摯であるかどうかは数週でわかる。・・・・・真摯さの欠如は許さない。そのような者を選ぶ者を許さない。
組織が腐るのはトップが腐るからである。
自らが専門とする分野については、誰よりも詳しくなければならない。
全体主義は競争を許さず、絶対のボスを据える。
理論が実践に先行することはない。理論の役割は、すでに有効性を確認された実体を体系化することにある。
重要なことは、できないことではなく、できることである。
指揮者は解釈者である。
リーダーシップとは、人のビジョンを高め、成果の水準を高め、人格を高めることである。
真摯さよりも頭のよさを重視する者をマネジメントの地位につけてはならない。
リーダーにとって最も重要な仕事は、危機の到来を予期することである。回避するためでなく備えるためである。
聞くとは、スキルではなく姿勢である。
本当に重要な決定は人事だ。
経営政策を含め、人間社会にかかわる事柄について重要なことは、正しいか間違いかではない。うまくいくか、いかないかである。
事業の定義は検証していかなければならない。
あらゆる事業の定義が、やがて陳腐化し実効性を失う。
第一に、今日必要な現金がない。第二に、事業拡大に必要な資本がない。第三に、支出、在庫、債権を管理できない。おまけに、これら三つの病は同時に起こる。
まったくやらなかったならば何が起こるかを考えればよい。やめても何も起こらないのであれば、明らかに結論は直ちにやめよである。
誰かにできることは他の者にもできるというものである。
全体主義の哲学は、人に死ぬ覚悟を与える。
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