糸川英夫『一日一発想366日』講談社+α文庫
日本人の書いたものより、できるだけ外国人の手になるものを読むのがよい。そういったものには、自分の考え、あるいは日本人の考え方とは異なるものがつまっているからだ。
異質なもの同士がコンビを組んでこそ、新しい卵が生まれるわけである。
なんら付加価値を投下していないのに値が上がること自体、経済の原則に反している。
敵機を発見したら、いち早く宙返りして、敵機のうしろ側につくことが肝要である。
ベートーヴェンの初期の作品は、ハイドンやモーツァルトの曲とよく似ている。
アラビア語とヘブライ語は横書きで、文字を右から左に書いていく。
イギリスやフランスが、強大な植民地の支配を行ないながら日本ほどに憎まれなかったのは、支配した民族がもつ異質性を根こそぎにするというような乱暴なことはしなかったからである。
サメは、自分より長いものは絶対に襲わない。
自己啓発は、まず「自分はなにも知らない人間である」と自分に言い聞かせることからはじまる。
バレエではなぜ爪先で立つのか、・・・・・爪先から腰までの線が直線で確立していないと、腰から上の美しい曲線ができないから
欧米から送られてくる科学技術の文献に目を通していてまず驚くのは、この技術を最初にやったのは誰かということが非常に厳密に書いてある点だ。
正義とは、論理的思考と慈善・慈悲の心を合わせたもの。論理的思考とは理性的側面であり、慈善・慈悲は情緒的側面である。そのバランスがとれたところに正義があるというわけだ。
一芸に秀でれば多芸に通ず。
砂上の楼閣という言葉もあるように、まず基本がしっかりしていなければクリエイティブなものはつくり出せないのである。
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