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2020年8月

2020年8月31日 (月)

丘沢静也『マンネリズムのすすめ』平凡社新書

戦争中の残虐行為をみれば分かるように、直接の下手人は、普通の人たちなのである。

教養は、専門の下請けではない。専門に劣らず大切なはずだ。専門は仕事に結びつくが、教養は暮らしに関係する。

ギリシャ人はなにかにつけて「創始者」や「起源」というものを考えたらしい。

ボスの仕事は、隙間を埋めること、盲点に気づくこと、連絡の付くところにいること。

指揮者トスカニーニは、オペラ歌手を低く見ていた。

全共闘には共同体の幻想のようなものがあった。

一流じゃない奴ほど、一流好みになるわけだが。

「おれはゴミだ。処分するしかない」とつぶやいているそうだが、「自分の無力に思いあがるな」(エンツェンスベルガー)。もしも君がゴミなら、ゴミの分際で自分の始末を勝手に考えるな。再利用という手もあるのだ。

 

島田裕巳『金融恐慌とユダヤ・キリスト教』文春新書

オウム真理教も、インドの後期密教に忠実であろうとする点で仏教原理主義の傾向を持っていた。

ユダヤ・キリスト教の信仰の核心には、終末論が存在している。

アメリカは、ヨーロッパで迫害にあったピュウリタン(清教徒)が新大陸に逃れてきたところからその歴史がはじまっており、・・・・・

中世のキリスト教社会においては、競争ということが宗教的に戒められていた。

ヒュームの主張は神の存在を否定する無神論と見なされ、・・・・・

国家の産業として商業を重視する「重商主義」・・・・・

 

2020年8月27日 (木)

佐高信『わたしを変えた百冊の本』講談社文庫

すべては書き出しが決める。書き出しが勝負なのである。

『西部戦線異状なし』・・・・・おれたちはみんな貧乏人ばかりだ。・・・どうしてフランスの錠前屋や靴屋がおれたちに向かって手向かいしてくると思うかい。・・・ここへくるまでにフランス人なんか一度だって見たことがねえ。・・・そいつらだっておれたちと同じように何がなんだかさっぱり知りゃしねえんだ。

三島由紀夫が太宰を嫌ったのは有名な話である。

騙されるということ自体がすでに一つの悪である。

 

楠木建『すべては「好き嫌い」から始まる』文藝春秋

戦略とは、一言で言えば、競合他社との違いをつくるということ。

才能は特定分野のスキルを超えたところにある。

品格とは「欲望に対して行為の遅いこと」。加賀まりこの自伝で知った言葉だ。

「ストーリーとしての競争戦略」という本で「ストーリー」という言葉にこだわったのは、そこに「ゲームではない」という意味を込めたかったからだ。

ブレグジットだとかいうのは、いずれも移民依存型の労働市場のストレスの顕在化である。

山本昌氏は言う。「『速い球』を投げるのではない。『速く見える球』を投げる。それがプロの投手の生命線だ」。

「誰に嫌われるか」をはっきりさせる。そういう人からはきっちりと「嫌われにかかる」。ここに商売の生命線がある。

日本にとってAI応用の本丸は自動通訳や自動翻訳だ。

小林一三は「社会主義は人間の本性に反している」と喝破した。

資本主義は「最初」と「最後」がほぼ確実に間違っている。

 

2020年8月15日 (土)

エルンスト・H・ゴンブリッチ『若い読者のための世界史ー原始から現代までー 上』中公文庫

エジプトの王がファラオとよばれていることも、・・・・・

ハンムラビのきびしく公正な掟の多くは、聖書のなかにもつたえっられているのだ。

おそらくきみは、孔子はただあたりまえのことをいったにすぎないと思うだろう。彼がのぞんだのは、まさにそれなのだ。

中国は、何千年にもわたって、貴族でも武人でも聖職者でもなく、学者が政治を行なってきた世界でただひとつの国なのである。

このアラビア文字は、・・・・・桁という、まったく新しい考え方をもたらしたのだ。

岩田健太郎『99.9%が誤用の抗生物質 医者も知らないホントの話』光文社新書

副作用の発生しない抗生物質は、(残念ながら)この世の中には存在しません。

インフルエンザの治療薬、タミフル。

ウイルスとは、細菌よりも小さな微生物のことです。

抗生物質で殺せるのが細菌、殺せないのがウイルス、・・・・・

ノロウイルスはロタウイルスと違い、残念ながら有効なワクチンが開発されていません。

抗生物質はあくまでも「細菌を殺す薬」であり、基本、「細菌を殺すだけ」の薬です(ちょっと例外もありますが)。

CTは、ようするに、精度の高くなったレントゲンです。

CTのマイナス面もあります。なんといっても、放射線の問題です。

 

谷沢永一『百語百話 明日への知恵』中公新書

理由無しに結ばれたものは、理由なしに離れ去るものです。

政治は幾重にも錯綜した利害関係を、広く見渡して調整する高度の技術である。絶対に公平で万人のことごとくが、納得し得る解決が本来あり得ない以上、政治の採決は各方面から怨みを買うであろう。それら不満の矢を全身に浴びつつ、なお次の機会へと望みを繋がせる対応は、各方面から人格的な信頼感を集め得ずしては不可能であろう。

所詮は人生のすべてが演技であり、・・・・・

普通に「個性的」と見られているのは、単に歪んで曲がった偏僻に過ぎぬのではあるまいか。

何時の世にも絶えない無能な不平派が、人の事は棚に上げて盛大に陰口を叩く。

人間の不服は常に、その原因を自己自身の外部に求める。

人には生まれつきの性分があって、それを矯め直すのは不可能に近い。取り立てて世間に害を与えぬ限り、放っておくしか他に方法はないのである。・・・・・理解力の程度にも無限の差がある。・・・・・無駄なお説教は徒労でしかない。・・・・・むしろ年齢と正比例して極端化してゆくのが常である。

スターリン、トルーマン

エルネスト・チェ・ゲバラ『ゲリラ戦争 武装闘争の戦術』三一書房

武器をもたない同胞を汚辱と貧困につきおとしている社会体制を変革するためにたたかうのである。

勝てそうでないかぎり、いかなる会戦も戦闘も小衝突もやらないというのが基本原則である。

ヒット・エンド・ラン(撃っては逃げる)

ゲリラ部隊と正規軍のあいだのどのような戦闘においても、発砲のやり方を見ただけで両者を識別できる。

ゲリラ戦士が独裁者の軍隊にくらべて道徳的に優越していることを効果的に示すのである。また特別の場合を除いて、自己弁護の機会をあたえることなしに犯罪者を処刑してはならない。

ゲリラ部隊の人数は10人から15人を越えてはならない。

ゲリラ部隊の移動速度はその部隊中で一番足のおそい人間の速さと同じになるということを忘れてはいけない。

けわしい山や谷がないということは、普通その土地に人が住むことができ、一定数の農民がいるということだ。

ゲリラ戦士とは、人民とともに解放への熱意に燃え、平和的な解放の道がとざされたとき戦闘の口火を切り、たたかう人民の武装した前衛となった人たちである。

2020年8月 9日 (日)

白戸圭一『アフリカを見る アフリカから見る』ちくま新書

ケニアにおけるキャッシュレス決済の普及のように日本の先を行くビジネスモデルも出現している。

サハラ砂漠以南のアフリカ49ヵ国(サブサハラ・アフリカ)

現在のアフリカで最も注目される国を一つだけ挙げろと言われれば、エチオピア以外にない。

人間には、集団になると一人の時よりも極端な意見を口にしたり、極端な行動に走ったりする習性が備わっているそうだ。

北朝鮮とマレーシアの国民が互いにビザなしで渡航できた・・・・・

南アの最大民族ズールー人の・・・・・

マリは南スーダンと違って、アルカイダ系やIS(イスラム国)系といったテロ組織もいるわけだから。

 

響堂新『飛行機に乗ってくる病原体ー空港検疫官の見た感染症の現実』角川oneテーマ21

潜伏期(原虫が体内に侵入していから症状が出るまでの時間)

今から振り返ってみれば、野口英世の〝発見〟は完全な間違いだった。黄熱病は、細菌ではなくウイルスによって引き起こされる病気なのだ。ウイルスの姿を光学顕微鏡で直接捕らえることはできない。

実はこのO-157、先進国に多く、途上国ではほとんど見られないという特徴がある。

プリオンは、煮ても焼いても死なない不死身の病原体。

狂犬病は、動物の命を奪うだけでなく、動物から人間にも感染し得る。発病するとほぼ100%死亡する極めて恐ろしい病気である。

破傷風菌のように酸素があると生きられなくて、土の中に潜んでいる細菌もいる。

 

平尾俊郎+大和ハウス工業総合技術研究所『改築上手「心地いい家」のヒント52』新潮新書

下地を塗らない手抜き外壁塗装で安さをアピールする者。

外部エネルギー・・・・・最も敏感に反応するのは外壁である。

小便をしたとき、便器の色が濃いと尿の微妙な色の変化が読めないことに気づいたのである。

陶器の色は白に限る。

一般にLEDの消費電力は白熱電球の約8分の1、寿命は白熱電球の約40倍、蛍光ランプの約3~6倍といわれている。

部屋の隅々まで明るく照らしたいリビングのシーリングライトには、LEDより従来の蛍光ランプがまさり、・・・

昔から「水にまつわる地名の土地は軟弱地盤の可能性が高い」といわれている。

 

阿満利麿『宗教の深層 聖なるものへの衝動』ちくま学芸文庫

沖縄には仏教が土着していない。仏教が入る前の日本人の宗教意識が生きている。

増田勝実によると、日本の古代律令制では、立春から秋分までの間は、原則として死刑が執行されないことになっていた。

トーテミズムとは、部族や氏族が、特定の動物(植物・鉱物であることもある)を自分たちの血縁とみなし、その動物を神聖視することである。

レヴィ=ストロースは、ジャン=ジャック=ルソーを、人類学の先駆者として評価しているが、・・・・・

日本の神は、不浄や穢れをきらう。

「世俗化」とは、本来の宗教がもっていた超越性や彼岸性を否定し、此岸性や現世主義を強調する、ある種の宗教意識である。

法然は、・・・・・人間とは煩悩的存在であることを当然の前提とした。人間には、自らの力でどうすることもできない欲望がうずまいていることを、率直にみとめた。

法然にあっては、煩悩は、目鼻と同じように、本来、人間に備わっているものである。我が力で、我が煩悩を、思いのままにできるとするのは、人間の思いあがりである。

天照大御神は、決して全智全能の神ではなく、悪神の荒れ狂うときは無力である。

浄土真宗にあっては、修行は意味をもたない。修行には、なんらの救済上の役割は期待されていない。むしろ、他力の信心を妨げる雑行として否定されている。

 

山岡耕春『南海トラフ地震』岩波新書

地震の震源の規模を表す量がマグニチュードと呼ばれる。

東北地方の太平洋沖の地下の広い範囲が、断層のずれを起こしやすい状態になっていたからである。

駿河湾の一番奥の富士川の河口から四国の足摺岬の沖にまでのびる南海トラフ。

南海トラフは、東海地方から西日本太平洋側の海底の地形につけられた名称である。「トラフ」とは、もともとは家畜を飼育するための「桶」のことである。

南海トラフで発生した歴史上最大の地震である宝永地震である。

南海トラフはフィリピン海プレートが沈み込む場所であり、東北地方は太平洋プレートが沈み込む場所である。

大阪では地震発生から津波が来るまでに一時間半から二時間程度かかるとされている。

大阪は名古屋と同様、湾の奥にあり、高い津波に直接襲われることはない。

 

2020年8月 6日 (木)

中田考『イスラーム 生と死と聖戦』集英社新書

イスラームの教えでは、自殺は永遠に火獄で焼かれるほどの大罪です。

イスラーム法とは何か。あえて一言でいえば、それは「神の定めた掟」です。

アッラーは慈悲深いので、善のほうをたくさん勘定してくれるのです。

巡礼に行くことによって、これまでのすべての罪がなくなってしまうとされています。

イスラームの天国の門はあまり狭くはないです。アッラーを信じていれば全員天国に入れるというのが基本です。

死者の埋葬は土葬と決まっています。

ヨーロッパで政教分離の観念が生まれたのは、王権とキリスト教(特にローマ教会)との葛藤、キリスト教内部でのカトリックとプロテスタントの宗派間対立を調停するためでした。

ムスリムはムハンマドに最高の敬意をいだいています。

ムスリム全体の運命を決めるジハードを命じることができるのはカリフだけです。

イスラーム世界にカリフは二人いてはいけないのです。

マッカの大神殿にもやはり何もありません。この、何もないというのがイスラームの特徴なんです。

イスラームにとって重要なことは、従うということです。

イラクとシリアの旧支配政党であるバアス党・・・・・

 

文藝春秋編『世界史の新常識』文春新書

古代ギリシア人は統一国家を作ることはなく、ポリスと呼ばれる多数の都市国家に分かれていた。

日本における仏教の代表的大宗派は浄土真宗と日蓮宗である。

この禅宗が欧米の哲学者たちに重要視されていることは、日本でもよく知られている。

阿含経典は、小乗仏教の経典であり、大乗仏教である日本仏教では一段低いものとして軽視されてきた。

ローマの文明とは、都市生活であり、都市生活を支えた上下水道や公共浴場などのインフラであり、貨幣経済であり、高度な識字率などであるが、・・・

文明というものは、常に少数の支配者層のものであった。

ムハンマドだけは信仰や社会や政治が一体となった共同体(ウンマ)の最高指導者でもあったからだ。

現在の世界史は、農耕地帯を中心に組み立てられている。

「モナリザ」などはダ・ヴィンチ本人が隠していて、自分でフランスに運んで、死後にフランソワ一世に渡っていますから、国王はかごく僅かな人しか見ていない。

ラファエロは自分の作品を版画にしていいという許可を与えて、・・・

1950年代以降、インドは、世界市場から撤退し、「閉鎖体系」に移行したのである。

アメリカの真の歴史を振り返れば、民主党が人種差別政党であることは歴然としている。

外国との交易が盛んな国ほど経済が発展しますから、・・・

江戸幕府が鎖国している間に、ヨーロッパで産業革命とネイション・ステイト(国民国家)の形成という人類最高のイノベーションが二つも起こってしまったことです。

大旅行家の活躍には、パクス・モンゴリア(モンゴル帝国による平和)やパクス・ブリタニカといったインフラが大きく寄与していたのです。

ペルシア、ローマ、唐、イスラム、モンゴルなど繁栄した大帝国に共通するのは、実はその統治が寛容なものだったということです。

 

2020年8月 3日 (月)

四方田犬彦『人間を守る読書』文春新書

善行をしたいという気持ち自体は、もうそれだけで善なんです。

西洋文明の本質は帝国主義であると喝破した。

ベンヤミンがディズニーのアニメにいかに着目していたかが論じられる。

保守の大メディアである『朝鮮日報』

デリダは不用意に「われわれ」という言葉を用いることを嫌った。

捕物帳の醍醐味とは犯人探しにあるのではなく、江戸の季節感と風物詩にあるとは、よくいわれてきたことだった。

たとえばあなたがもし人から侮辱されたり、損傷を加えられたりしたとする。・・・・・要は放っておけばすむことなのである。もしあなたが相手に対し同じ低劣な次元において復讐を行なったとすれば、そのときこそあなたの魂は本当に損傷を受けたことになるのだ。

マルクスは別のところで、たとえ死が身近に迫っていても、けっして慌てふためかず、いつもと同じ生活を送ることがいいと記している。それは逆にいうと、毎日を、これでお前は死んでしまっても後悔はないなといいきかせながら生きていくことでもある。

 

2020年8月 2日 (日)

クシティ・モーハン・セーン『ヒンドゥー教 インド三〇〇〇年の生き方・考え方』講談社現代新書

インドに入ってきたイスラム教の神秘主義であるスーフィズム・・・・・

『バガヴァッド・ギータ―』・・・・・ヒンドゥー教徒の守るべき行為の宗教的規範を説く基本的な聖典であり、・・・・・

・・・・・薄暗い寺院の片隅で、いったい、だれに祈るのか。目を開け、そして、あなたの前に神はいないことを悟れ。荒地を耕す農夫のそばに、石を砕く道路工夫のかたわらにこそ、神はまします(タゴール)。

事実、今日存在するカースト制度は、アートマン(我)と同一視されるブラフマン(梵=神)が万物のなかに遍在するという、ヒンドゥー教の根本教義と明らかに矛盾している。

われわれ人間は、すべて、欲望、怒り、恐怖、悲しみ、不安、飢え、労働などによって支配されているのに、なぜそのうえに、さらにカーストによる区別までも受けなければならないのか。

知識と瞑想を強調する「ウパニシャッド」

ブラフマンやアートマンを説く「ウパニシャッド」

「生きているかぎり楽をせよ。借金をしてでも楽をせよ。一度死んでしまえば、もうそれっきりなのだから」

仏教に対する「ウパニシャッド」の影響は明白であるが、しかしブッダは「ウパニシャッド」の思想を新たな方向に発展させたのである。

 

田中弘『「書斎の会計学」は通用するか』税務経理協会

売れないと、自分の言いたいことが世界に伝わらないですからね。

エドワーズもベルももともと会計学者ではないから・・・・・「操業利益と保有損益」を分離するといった、とんでもない誤解をベースとした理論を展開してしまっています。

イギリスのいわゆる直接金融を背景にした会計制度がアメリカに移って、それが日本に来た・・・・・

カレント・コスト会計のときは、対象が主として棚卸資産と償却性資産で、・・・

近代的な産業と金融の世界を実現するために設定された企業会計原則が、・・・

日本の会計学会(界)がいかに子供じみているか、・・・

会計の原点である「投下資本の回収計算」、「回収余剰として期間利益の計算」

複式簿記にインプットされるデータは、財と貨幣の流れ(フロー)に限られるのである。

 

山口周『劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか』光文社新書

イエス・キリストを殺そうとしたヘロデやパリサイ派の司祭、ジョルダーノ・ブルーノを火刑にかけた審問官、トロツキーに刺客を送って暗殺したスターリンなどはすべて、二流であることが露呈するのを恐れて一流を抹殺した二流の権力者という構図で理解することができます。

とてつもないことを考えるのがバカで、これを支援するのが大物

1年の経験から学び、あとは同じことを29年繰り返した

日本における人材育成は今後、下手をすると数十年という長いあいだ停滞する恐れがあると思っています。

挫折して逃げる。ただし、タダでは逃げない。そこから盗めるものはできるだけ盗んで、次のフィールドで活かす。そしてフィールドを越境して移動しているからこそ、知識や経験の多様性が増加し、これが、やがてユニークな知的成果の創出につながる。

エグジットとは、オピニオンによって状況が改善しない場合、その場所から退出するということです。

 

堀田善衛『インドで考えたこと』岩波新書

アジアの根本問題は、貧乏窮迫ということなのだ。

夜だからだとはいえ、町に「女」がほとんどいないことだ。

ヴァレリイの地中海文明論などを読むと、彼等もまたかつてほどのよい限定のなかにいたことは明らかである。

植民地搾取のむごたらしさが、いまだに歴々と都市に農村に見取られる国の・・・・・

輪廻とは、一回だけの死ではなくて、どうやら生死が無限にくりかえされる・・・・・

即自存在は永遠に余計なものである。

アジアは、生きたい、生きたい、と叫んでいるのだ。西欧は、死にたくない、死にたくない、と云っている。

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