山口周『劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか』光文社新書
イエス・キリストを殺そうとしたヘロデやパリサイ派の司祭、ジョルダーノ・ブルーノを火刑にかけた審問官、トロツキーに刺客を送って暗殺したスターリンなどはすべて、二流であることが露呈するのを恐れて一流を抹殺した二流の権力者という構図で理解することができます。
とてつもないことを考えるのがバカで、これを支援するのが大物
1年の経験から学び、あとは同じことを29年繰り返した
日本における人材育成は今後、下手をすると数十年という長いあいだ停滞する恐れがあると思っています。
挫折して逃げる。ただし、タダでは逃げない。そこから盗めるものはできるだけ盗んで、次のフィールドで活かす。そしてフィールドを越境して移動しているからこそ、知識や経験の多様性が増加し、これが、やがてユニークな知的成果の創出につながる。
エグジットとは、オピニオンによって状況が改善しない場合、その場所から退出するということです。
« 堀田善衛『インドで考えたこと』岩波新書 | トップページ | 田中弘『「書斎の会計学」は通用するか』税務経理協会 »
「マネジメント」カテゴリの記事
- コリン・パウエル/トニー・コルツ『リーダーを目指す人の心得』飛鳥新社(2023.08.29)
- 金田信一郎『失敗の研究 巨大組織が崩れるとき』日経ビジネス文庫(2023.02.21)
- 樋口武男編著『積極精神に生きる 創業の人・石橋信夫の心とともに』PHP(2022.08.09)
- 中野明『「超ドラッカー級」の巨人たち カリスマ経営思想家入門』中公新書ラクレ(2022.07.04)
- 冨山和彦/経営共創基盤『IGPI流ローカル企業復活のリアル・ノウハウ』PHPビジネス文庫(2022.06.21)
« 堀田善衛『インドで考えたこと』岩波新書 | トップページ | 田中弘『「書斎の会計学」は通用するか』税務経理協会 »
コメント