三田誠広『ダ・ヴィンチの謎 ニュートンの奇跡 ―「神の原理」はいかに解明されてきたか』祥伝社
若き日のイエス・キリストが修行したと考えられているエッセネ派・・・・・
ヨハネの名が冠された文書には共通点がある。過剰なほどの神秘主義。
カトリックという教団は、神秘主義を弾圧した。神父の言うことだけを信じよ、というのがカトリックだ。
はっきり言って、カトリックは聖書を民衆から遠ざけていた。
カトリックは民衆に、ものを考えないほうが幸福になれると説いた。
ダ・ヴィンチは神秘主義者だった。彼がシオン修道会という秘密結社の総長であったこと・・・・・
イエスの活動と処刑は、どこにでもあるような些末な事件として、ヨセフスによって完全に無視されてしまったのだろう。そのヨセフスが、パプテスマのヨハネについては、広い地域で信者を集めている教団の指導者として、歴史にその名を記している。
ニュートンは、「プリンキピア」を世に出した直後に、三位一体を否定する論文を書いている。
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