矢内原忠雄『余の尊敬する人物』岩波新書
新渡戸博士
眞の学問は筆記出来るものでない。筆記の出来る部分は滓(かす)である。眞の学問は行と行との間にある。
平民に向つて、平民の言葉を以て、平民の道を説いたのです。
かういふ人々に話をするには、自分が高いところに止つて居て、ここ迄上つて来い、ではいけない。自分の方から、彼らの水準まで下りて行つてやらねばいけない。
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