嶋口充輝・内田和成・黒岩健一郎『1からの戦略論』中央経済社
私たちが戦略という言葉を使うとき、必ず含まれている共通要素ないし基本特性があります。
- 第1は、未来志向であること。
- 第2は、長期志向であること。
- 第3は、戦略はコストよりも投資を重視する発想です。
戦略とは、経営環境との適合方法の基本設計図である。
業界の構造によって利益率に違いが出る理由は、その業界の競争の激しさに関係していると考えられている。
戦略論としては、競争が激しくならない状態、つまり業界の構造を考えればよりのである。
戦略を切り替えにくくする要因を移動障壁と呼ぶ。
コスト・リーダーのポジションをとれるのは通常、業界内で1社のみで、コスト・リーダーを目指す企業が複数あると、過当競争が起こる。
コア・コンピタンスとは企業力であって、特定のスキルとは分けて考えなければならない。
« 出口治明『全世界史 上』新潮文庫 | トップページ | 池上彰『知らないと恥をかく世界の大問題11 グローバリズムのその先』角川新書 »
「経営戦略」カテゴリの記事
- ティム・ハーフォード『適応戦略 優秀な組織ではなく、適応する組織が生き残る』Discover(2023.09.06)
- 栢野克己『小さな会社の稼ぐ技術 竹田式ランチェスター経営「弱者の戦略」の徹底活用法』日経BP社(2023.01.22)
- 三品和広『経営戦略の実践2 企業成長の仕込み方』東洋経済新報社(2022.07.02)
- 嶋口充輝・内田和成・黒岩健一郎『1からの戦略論』中央経済社(2021.12.15)
- 牟田學『社長業全集 社長の売上戦略』日本経営合理化協会出版局(2020.03.22)
« 出口治明『全世界史 上』新潮文庫 | トップページ | 池上彰『知らないと恥をかく世界の大問題11 グローバリズムのその先』角川新書 »
コメント