フォト
無料ブログはココログ

amazon

« 上野千鶴子『情報生産者になる』ちくま新書 | トップページ | 古市憲寿『絶対に挫折しない日本史』新潮新書 »

2021年12月20日 (月)

内藤正典・内田考『イスラームとの講和 文明の共存をめざして』集英社新書

スカーフは無数にあるイスラーム法の規定の一部であり、シンボルなどではありません。

中東の多くの人は遊牧民ですから、・・・・・

イスラームは商業文化ですね。

日本から見ると、シリア人難民はサウジアラビアとかクウェートとか、お金がたくさんある同胞の国へなぜ向かわないのかと、不思議に思うかもしれません。中東諸国の多くは植民地から独立を果たしてつくられた国家ですが、独立を進めたエリートたちは、西洋の教育を受け、非イスラーム的領域国民国家システムの中で育った人たちです。ですからシリアのムスリムたちはそこへ行けないのです。富める同胞の国に行っても信仰生活の自由が得られないと分かっている。

ISは身内の中にいる背教者と戦うことを優先しています。

ヨーロッパはもうイスラエルを見捨てる方向に舵をきっています。

良くも悪くも自国民を守るのが、欧米のナショナリズムです。

 

« 上野千鶴子『情報生産者になる』ちくま新書 | トップページ | 古市憲寿『絶対に挫折しない日本史』新潮新書 »

宗教」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 上野千鶴子『情報生産者になる』ちくま新書 | トップページ | 古市憲寿『絶対に挫折しない日本史』新潮新書 »

2023年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック