齋藤孝『極上の死生観 60歳からの「生きるヒント」』NHK出版新書
実存主義とは、実存(=「ある」、「いる」という事実)は本質に先立つ。本質は生きているなかで個人がつくりあげていけばいい、とする考え方です。
人生に期待するのではなく、人生の期待に応える必要がある。
肝心なのは、何を成せたかであり、生きた時間の長短は問題ではない。
狩猟の旅に出れば、人の死を悼んでいるどころではなくなります。獲物を捕らえることに前向きになっているので、ある種、気はまぎれます。
親から生んでもらったこの身体をお借りしているんだ。
いつ死んでもおかしくないという覚悟のもとで最後までしっかり生きる。
葬式や遺骨などには関与しないで、自分たちにとって大切なことを続けなさい。
ヨーガという言葉には「精神と肉体を制御・統一してブラフマンと結合する」という意味があるのです。
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