日野上達也『あなたの会社は必ず黒字化できる! 社長のための「儲けを出す」50の心得』ダイヤモンド社
「何でも時代のせいにしていりゃあ、そりゃあラクだわな」
日本の中小企業にはあまり元気がありません。・・・・・多くの中小企業には「お金がない」からです。
一度出した赤字は、その後2、3年黒字を続けても埋まらないことが珍しくないからです。
簿記の「仕訳」と、行動の「仕分け」
かつて炭坑労働者たちは、炭坑に入るとき、必ずカナリアを連れていきました。
商売はせっかちにならず、気長に辛抱強く続けることが大切だ・・・・・
野球に勝つためには、表(攻撃)と裏(守備)を両立させなければならない。
会計は結果、財務は未来である。
真面目に経営に取り組んでいる社長さんなら、5万円、10万円の売上を稼ぐのがどれだけ大変なことか、1万円のお金を残すのにどれだけ血のにじむような努力が求められるのか、身に染みて感じていることでしょう。
倒産の芽は好調なときに育つ。
事業を始める前に「引き際」を決めておくことと、全額借入で始めないことが大切です。借入返済のために引くに引けなくなるからです。
大きな目標も小分けにすると、やる気が出てくる。
特別なことをするために、普段どおり当たり前のことをする。
一言うたら十わからなあかん。
顧客ニーズとは、お客さまが自覚しているものではなく、売る側が積極的に掘り起こすことによって顕在化するものなのです。
価格は〝売り手〟と〝買い手〟の思い込みという2つの鎖でつながれている。これを断ち切ることが重要だ。
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