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2022年9月 8日 (木)

村上芽・渡辺珠子『SDGs入門』日経文庫

2015年9月に国連総会でSDGs(持続可能な開発目標)が採択されて以降、・・・・・

末尾に「s」がついているのは、目標が17個、1つのセットのようなまとまりになっているからなのです。・・・・・何か1つ達成できたらよいのではなくて、17個、セットになっているのが大事なんだ、ということを理解して、・・・・・

17の目標には、「こういうふうに行動し、こんな状態になりたい」という内容が書かれています。

SDGsには17の目標のもと、169のターゲットも作られています。

SDGsは「大胆な変革」が必要であると訴えています。

パリ協定では途上国も含めた参加国がそれぞれ、自主的な国別目標を設定することになりました。

〇〇ウォッシュ

SDGsのロゴを作ったのは、米国・ニューヨークに本拠地を置くトロールバックという、デザインやブランディングを手掛ける会社です。

ESGは、環境(Environmentl)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)のことを指しています。

ESGはプロセス、SDGsはゴール。

ESGが、もともと投資家など金融界がサステナビリティを考慮するための用語として使い始められて企業に広まったことと比較して、SDGsは社会全体にとってのゴールであるという特徴が、あちこちに表れていると考えられます。

両者に共通するのは「日々の経営とは別の外の空気に触れてもらうこと」です。

ここでチェックしておきたいのは、「株主への貢献」と「顧客への貢献」以外のことが書かれているか、という点です。

NPOの場合、「非営利組織」という名前が示す通り、企業とは違い、事業によって投資収益を増やすことを第一目的とはせず、特定の社会的課題解決を第一のミッションとしています。

SDGsが目指しているのは「経済、環境、社会」の3つが調和した、サステナブルな世界です。

SDGsの基本理念は「誰一人取り残さない」です。

フランスの「黄色いベスト運動」は、「誰一人取り残さない」と「大胆な変革」の両立の難しさを教えてくれました。

フィンテック(金融とITの融合)

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