マルクス・ガブリエル他『未来への大分岐 資本主義の終わりか、人間の終焉か?』集英社新書
ルイ・ナポレオンとトランプに共通するのは、偉大な過去に対する人々のノスタルジーです。
日本には、欧米にあるような産業別組合がなく、企業別組合があるだけです。
マルクスは資本主義の時代の成果であるテクノロジーの重要性を強調しています。
概念を扱う哲学がなぜ役に立つのか。
ハーバーマスが指摘しているように、ニーチェなしには、1968年の運動はうまくいかなかったのです。
シュミットは、国家社会主義者の法的基礎であり、法学者ですよ。どうやって、左派の味方になりえるんですか。
ハーバーマスの理論には存在論がありません。ハーバーマスには、実在性の事実構造についての理論がないのです。
ウーバーやAirbnbといった新しい企業は、熟練を要する仕事をまったく生み出しません。
インターネットを通じて単発の仕事を発注するギグ・エコノミーが大きな問題となっていますよね。
インターネット上の匿名性を根絶することです。・・・・・民主主義において匿名になることは許されないのです。
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