青木雄二『ゼニの人間学』ハルキ文庫
銀行はちゃんと企業相手の大口の融資で儲けている。・・・・・個人が正面から挑んでも、まず相手にされない。
この世の中は、金持ちほどラクして儲かる。ラクとは他人を働かせて、自分は働かないでも儲かるということや。
売り上げを伸ばすためには、社員を増やさんといかん。規模を拡大しなければやっていけない。けれど、ひとたび拡張してしまうと、もう後戻りはきかなくなる。
金持ちというのは、そんな面倒なことにかかわらないものである。・・・・・金持ちなら、まず不動産を買って、そこにテナントとしてレストランを入れることを考える。この方法なら、たとえ店が繁盛しようが客が来なかろうが、家賃はきちんと入ってくる。ラクをして儲けることができる。
金持ちという人種は、カネがカネを生むマジックを熟知している。
金持ちは、金利や不動産収入によって、働かなくてもどんどんカネが増えていく。
人間の本質は、やはり、その人間が約束を守るかどうかという基本的な生活態度にあらわれるものだ。
・・・・・これはやはり、女性が、世間知らずなところに問題がある。男を記号としてしか考えていないから、記号が崩壊してしまうと、すべてが崩れてしまうのだ。
能力のない人間は公務員になるにかぎる。
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