ジュディス・S・ニューマン『アウシュヴィッツの地獄に生きて』朝日文庫
私たちの住むアパートのドアにはユダヤ人の印がつけられていたので、強盗やこそ泥から逃れる術はありませんでした。男も女も、聖書に出てくるあのヤコブやサラのようになっていきました。
私たちの友人であり、解放者であったアメリカの手助けがなかったら、どんなにロシアが勇敢に戦ったとしてもその勝利はなかったでしょう。アメリカの兵士のおかげで生きていられる私たちにとって、その恩は一生忘れられないものなのです。
アメリカ軍の兵士はロシア軍の兵士よりもっと清潔で礼儀正しく見え、・・・・・
・・・・・イギリス人はアメリカ人よりずっと礼儀正しいようです。
ドレスデンに空襲攻撃を仕掛ける前に、連合国軍側は飛行機を使って、ドイツ人に降伏し白旗を掲げるよう警告したビラを撒きました。
« 田中優『幸せを届けるボランティア 不幸を招くボランティア』河出文庫 | トップページ | 前田裕二『メモの魔力』幻冬舎 »
「歴史」カテゴリの記事
- 文藝春秋編『世界史の新常識』文春新書(2024.02.01)
- 磯田道史『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』NHK出版新書(2023.06.18)
- ジュディス・S・ニューマン『アウシュヴィッツの地獄に生きて』朝日文庫(2023.01.29)
- 関眞興『30の戦いからよむ世界史 上』日経ビジネス人文庫(2022.08.02)
- 竹村公太郎『日本史の謎は「地形」で解ける』PHP文庫(2022.07.12)
« 田中優『幸せを届けるボランティア 不幸を招くボランティア』河出文庫 | トップページ | 前田裕二『メモの魔力』幻冬舎 »
コメント