斎藤幸平『人新世の「資本論」』集英社新書
「社会主義か、野蛮か」というローザ・ルクセンブルクの警句が・・・・・
アメリカのバーニー・サンダースにせよ、イギリスのジェレミー・コービンにせよ、反緊縮政策の目玉のひとつは、グリーン・ニューディールだった。
<コモン>とは、社会的に人々に共有され、管理されるべき富のことを指す。
『ゴータ綱領批判』におけるマルクスの「各人はその能力におうじて、各人にはその必要におうじて!」という有名なコミュニズムの定義も・・・・・
本書の冒頭で「人新世」とは、資本主義が生み出した人工物、つまり負荷や矛盾が地球を覆った時代だと説明した。
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