加地伸行『マスコミ偽善者列伝 建て前を言いつのる人々』飛鳥新社
教育は、難解なことや大量の知識を教え詰めこむことが目的ではない。本当に大切なことで、かつ必要最小限をしっかり教えて身につけさせることでいい。
教員は、学ぶ相手の能力に応じて、その質問に答えるのが古今東西の鉄則。
ほうき ほさき、つえ てもと。
帝国主義・軍国主義の目的はただ一つ、すなわち利権である。
たとい学力が十分でなかったとしても、優しさや思いやりのある人間を作ってゆくことこそ教育であることを、学校は忘れてしまっている。
アメリカ占領軍が強制した日本国憲法は、個人主義中心、家族主義解体を進めてきたのである。
ユダヤ人虐殺については、まず何よりも神や人間の精神の問題を根底に据えなくてはならないのであって、・・・・・
工業国であり同時に農業国である国家は少ない。
儒教的教育では、個性教育なんか絶対しません。型をきっちり教えて、八割の平凡な人間はそれを守って生きていけ。そしてあとの二割の優秀な者は型を破っていくのだということでしょう。
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