文藝春秋編『世界史の新常識』文春新書
ペルシア戦争に勝利したギリシア人が、敗れた側のペルシア文化を模倣し、ペルシア趣味に耽るという、逆の現象がうまれたのである。
東方世界の豊かさとギリシア世界の貧しさ、これが古代ギリシアを貫く隠れた糸である。
古代ギリシア人は統一国家を作ることはなく、ポリスと呼ばれる多数の都市国家に分かれていた。
被支配民族を分裂されることは、帝国支配の根本原則である。
パウロは、十字架以前のイエスの活動に意義を認めない。イエスにおいて意味があるのは「十字架」だけだとしている。
ローマ帝国の滅亡は、難民問題から始まった。
現在の世界史は、農耕民族を中心に組み立てられている。
今も使える暦法を作れたことは、ローマ教会の優れた科学力を示している。
日本という国を最初にデザインしたのが持統天皇と不比等なのです。天照大神が女性なのも、持統天皇や元明天皇をモデルにしたからですね。
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