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スポーツ

2009年8月 1日 (土)

中部銀次郎『ゴルフの神髄』日経ビジネス人文庫

ゴルフは耳と耳の間でするものだ。つまり、頭でプレーするゲームなのである。

ひとつは、プライドの問題である。予選落ちは、予選落ちであるに違いない。しかし、予選落ちが決まっているからといって、残るホールを消化プレーと考えるのは、自分に対する非礼なのである。どんな局面においても、どんなプレーひとつもゆるがせにしないというのが、彼らの矜持なのだ。もうひとつは、もはや予選落ちが間違いないからといって、プレーを粗略に扱うと、いつか優勝争いをしている大事な局面で、同じような緩みが生じかねないことを、彼らは経験から知りつくしているのであろう。精神が張りつめていて、緩みなど生じるはずなどあり得ないところで、悲しいかな、緩んだりするのが、ゴルフという心理的側面の強いゲームの性質なのである。

ゴルフは、成功したショットから学ぶものはなく、失敗からだけ学べるのだ。

人間の感覚が介在する以上、技術論は伝達するのがきわめて難しい。

ボールが曲がったり、飛ばなかったりするのは、クラブのせいではない。あくまでも自分の打ち方に原因があるのだと謙虚に受けとめてこそ、ゴルフ上達の糸口がつかめるものなのである。

ミスを犯したら、深呼吸をしてみる。もし深呼吸ができたら、これによって次のミスの発生は、ほとんど防げるはずである。ミスを引きずらないためには、何より呼吸を整えながら、頭にのぼった熱い血を鎮めることだ。

いくら大差があっても、決して緩めてはダメだ。その差を一打でも二打でも広げて勝たなければいけないんだよ。そうして勝てば、当面の相手はもう負け犬になってしまう。この相手には勝てないと思いこむ。そして大事なのは、その周りにいる何人もの選手がやっぱり、あいつには勝てないと考えるようになることなんだ。

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