宇井義行『◆決定版◆ 飲食店の店長&経営者 これができなければ務まらない』こう書房
お客は飲食店に何を期待し、何を求めているか。
お客がお店の評価を下すのは、ふつうは食事を終えてレジで料金を支払うときである。
飲食業は違う。お客の反応を目のまえで見ることができる。
商品自信のないお店は、メニュー表やサンプルケースをひと目見ればすぐにわかる。
店長には、お店がその日一日、ちゃんと稼働できる状態になっているかどうかを確認する責任がある。
食器数が不足していると、ピーク時に必ず食器が足りなくなる。
お店の従業員がしょっちゅう店頭を掃除していれば、その姿は通行人や地元の人たちに好印象を与える。それがお店の評判を高めてもいくのだが、第一義はあくまでも、飲食業としての当然の義務、という点にある。
会社の利益よりもお客の満足度を優先する・・・・・なぜ優先するのかというと、会社にとっていちばん大事なことは、一時期の利益ではなく会社がいつまでも存続することだからだ。
冷静に、客観的に自店を省て、軌道修正すべきところはすぐにも直す必要がある。お客の声に謙虚に耳を傾けなければいけない。
本当に聞きたいのはお客の苦言だ。
アンケートなどお客にとっては迷惑なことである。ドリンク券くらいは提供しなければ、「ちゃんと答えてほしい」というのは無理な話だ。
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