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読書論

2022年12月 2日 (金)

久恒啓一編『平成時代の366名言集~歴史に残したい人生が豊かになる一日一言~』日本地域社会研究所

創造的な仕事ができる第一の要件は、社会に創造性を尊重する気風が盛んでなくてはならない。

きっぱりノーと言うことは、人生を楽にしてくれる方法なんです。

ケンカは必ず格上とやるべし。

イスラム社会では人物が立派であるかをはかるイルムという言葉がある。

地道な努力というものも、だれも気が付かないようでいて、結局は、次第に人の目にも立つようになるものらしい。

逆境の時こそ、先見性と機動力を試すチャンスである。

失敗は得意満面の間に宿る。

人間は五十で実力が完成する。

起こったことは仕方がないのだから、そのことを前提に最善を考えよう。

出る杭は打たれるものさ。それが嫌なら何もしないことだ。

不況は新しい種まきをする絶好の機会である。

わしはいいぞ。せやけどな、お金を払って見に来てくれるお客さんに、そんな芸でええんか!

順番を待つだけの人には永久に順番は来ない。

芸能の中で最高のものが落語。能や歌舞伎は権力の側についている太鼓持ち的な芸。

ゴッホは自分の目が本当に見たものを描く。いらないものは捨ててしまう。大事なものだけ強調して描く。

苦しくても腹立たしくても、顔色ひとつ変えないで別れるのがダンディーの道だ。

大手と同じものを作っていては負けてしまう。考え続けて差別化しろ!

要はどれだけインプットしているか、それがオリジナリティとして出て来るかが天才と凡才の違いなんだ。

直感・実感・大局観。どれかひとつだけではダメ。

悪名は無名に勝る。

時代の先を行く者は必ず石をぶつけられる。

オレみたいに何か新しいことをやろうとする人間は、無視されるリスクをいつも背負っているんだ。

常に前進し、変化を求める人間が好きだ。

自惚れず、卑屈にならず、自信と謙虚の間を上下しながら一生懸命やっていこう。

失敗は防ぎようがない。大切なのはその原因を突き詰めること。

仕事をするときは上機嫌でやれ、そうすれば仕事もはかどるし、身体も疲れない。

かっこよければすべてよし。

この世はやきもちから成っている。

人間の知恵は古典に尽きている。

追いつめられたときの多数決は、大変危険です。気弱になった集団の多数意見は、往々にして誤る。

人間は品格だ。品格の高い人間には低い人間は絶対に勝てない。

ポール・ジョンソン『インテレクチュアルズ』共同通信社

社会が原始的自然状態から、都会的洗練へと進展するとき、人間は堕落する、とルソーはい。

ルソーにとって「自然」とは「原初」、すなわち文明以前を意味する。

ルソーは一般意志を、自由を軸として記述しているが、それは本質的に権威主義的な方便で、レーニンの「民主集中制」を予兆するものである。

マルクスの『哲学の貧困』の中で、プルードンを、「小児病」で、経済にも哲学にもまるっきりの「無知」な男と責めたてる。

トルストイは、旧約、新約の中から、キリストそしてキリスト教会の教えの中から同意できる箇所だけちょこちょこ選びとり、残りを捨てたのだ。

トクヴィルが述べたように、合衆国には制度化された聖職者階級がなかった。

ヒトラーはナチス党とナチス親衛隊というはなばなしい弾圧統制組織を計画し、後にソン・エ・リュミエールと呼ばれる照明と音響による夜間集会の演出法を編み出し、恐るべき効果をあげつつあった。

ラッセルは天性の解説者だった。

紳士とは祖父が年に千ポンド以上の収入を持つものをいう。

ジョン。ヒューストンの自伝にはサルトルについてみごとな描写がある。・・・・・サルトルは「小さな樽みたいな男で、人間としてこれ以上はないと思えるほど醜い。顔はむくんでいて、しかもあばた。歯は黄色く、目はやぶにらみ」。しかしいちばんの特徴は終わりのないおしゃべりだった。

 

2022年11月29日 (火)

猪瀬直樹『言葉の力「作家の視点」で国をつくる』中公新書ラクレ

本イコール他者だからだ。

ファティックとは、どうでもいいような会話をつづけながら、人と人をつなぎ合わせる行為のことである。

左翼や右翼の言葉は、つまるところアジテーションであり、壮大な言葉を使っているようでいて、実際には中身がないところは等価なのである。

大言壮語の論理構成を検証すると、すべて「AはAである」と盛んに繰り返すところに特徴がある。だから感動が生まれない。これに対して、作家の太宰治や三島由紀夫の言葉は逆説や比喩に富んでおり、「Aでありながら、つねにBでもあった」と展開するから、印象深いのである。

夏目漱石は、『こころ』のなかで、「滅びるよ」と見えているなら、「何をしたら滅びないか」何か具体的な提案をしなければいけません。

 

2022年10月11日 (火)

東浩紀『忘却にあらがう 平成から令和へ』朝日新聞出版

権利の主張はときに他人の不快につながる。

日本人は宗教を統治の道具としか捉えない。だから国が変われば神も変わると考える。司祭にはまさにそれが受け入れられない。普遍でなければ神ではないからだ。

そもそも日本には組織や建築に政治家の個人名を冠する習慣がない。

国を愛することと、国を愛するという「記号」をまとって自己満足することはまったく異なる。いまの日本には後者の人々ばかりが溢れている。

・・・・・この問題には市場移転以外の解はない。

人類はいまだ使用済み核燃料を安全化する技術をもっていない。

そもそも日本人は名誉がなにかすら忘れている。

かつて、ネットがあればみなが金持ちで平等になれるという幻想を指すものとして「カリフォルニア・イデオロギー」という言葉があった。

政治は生活に直結したものである。ネット頼みの戦略には限界がある。

 

2022年8月27日 (土)

佐藤和孝『タリバンの眼 戦場で考えた』PHP新書

中東は100年前の日本と同じ。

今回のタリバン政権が1996年と異なるのは、幹部がメディアに顔を出すようになったことだ。

第二次政権のタリバンは前回の反省からか、発信・宣伝の重要性を認識するようになったのである。

近付いて付き合わないと相手の本性が見えないのは、どの国のいかなる集団でも同じ。

タリバンもまた一人の人間であり、理由なく殺害に走ることはありえない。

ただし日本の自民党と比べたら、タリバンのほうがはるかに呉越同舟で分裂している。

アルカイダから派生したのが、ISである。

アフガニスタンではどうしても欲望が先に立ってしまう。

パキスタンとアフガニスタンの国境は、地政学上の要衝である。

インフラと借款債務によって相手国を雁字搦めにする手法は、現在の中国とほぼ同じといってよい。

テロリストになるのも、ほかに職業の選択肢がないからである。

子供のころに読んだアナログの本、プリントされた写真がいつまでも記憶に残るのは、デジタルとは別の力を持つ証拠である。

アラブの世界は復讐によって成り立っている。

人間というのは大惨事が目の前で起こるまで何もしない、ということだ。

話す表情や目つき、しぐさも含めてコミュニケーションである。

イスラム教の教義で一つ、どうしても受け入れ難いものがある。「改宗できないこと」だ。

自由の価値というのは、われわれが考える以上に重い。

自爆テロを思想で自ら進んで行う人間はまずいない。

ジャーナリズムは権力を監視する。

アナログこそ最高のリスク管理なのだ。

「何でそんな危険な所に行くのか」と尋ねられることがある。「仕事」であると答えると同時に、なぜ「そこが危険なのか」を知ったのだろうか、と問いたくなる。それは、ジャーナリストが伝えたからに他ならない。・・・・・地べたを這ってこそ情報の意味と価値がある。

2022年8月11日 (木)

福田宏年『時刻表地図から消えた町』集英社文庫

柳宗悦がこの胸房を訪れた時、中村さんの作品よりも、庭先に放置してある父親の焼いた土管や甕の方に感心したと、中村さんが苦笑いしながら語っていた。

 

2022年8月 2日 (火)

高橋昌一郎『愛の論理学』角川新書

最近は、すぐに応用できる分野ばかりが重視されて、・・・・・

哺乳類の大多数は、子育て中の母親が通常の倍以上「凶暴」になるという調査結果があるんだよ、人間の母親も含めてね。

モハメッドは、神憑りのトランス状態で、神の「お告げ」をそのまま喋ったというのだから、その言葉を書き留めた『コーラン』は、『聖書』とは言葉の重みが違うとみなされているわけだ。

「ドミノ理論」は、たくさんある仮定の中から、自分の理論に都合のよい仮定を選び、次にたくさんある仮定の中から、再び自分の理論に都合のよい仮定を重ねていって、最終的に極端な結論に導くという論法ですからね。

「ダウン症候群」の新生児は、染色体異常によって知的障害を持ちますが、それが軽度なものか重度なものかは、生まれたばかりの時点ではわかりません。

今から二十億年もすれば、私たちの銀河系は、隣のアンドロメダ星雲の銀河M31と衝突して、融合した一個の楕円銀河になると考えられていてね。

 

井上栄『感染症 広がり方と防ぎ方 増補版』中公新書

SARSは重症な肺炎で、・・・・・

SARSは、香港の団地で予想もしなかった経路で広がった。

外国へ行ったら、犬を手でなでようとしてはならない。

タミフルはインフルエンザウイルスの増殖をおさえる薬である。

HIVの伝播経路に介入できるのはコンドームしかない。

2022年6月21日 (火)

亀井卓也『5Gビジネス』日経文庫

「FOMA」は、3Gの商用サービスとしては「世界初」の快挙でした。

「1G」は音声通話、「2G」はメールやウェブ、「3G」はプラットフォームとサービス、「4G」は大容量コンテンツ・・・・・

あらゆるサービスで認証が行われ、生活環境に認証という機能が溶け込んでいくということも、5G時代の重要な変化といえるでしょう。

 

帝国データバンク情報部『コロナ倒産の真相』日経プレミアムシリーズ

例えばゼロ・ゼロ融資と呼ばれる実質無利子・無担保の融資があります。

経営のカリスマは裏を返せばワンマンという側面もあり、・・・・・

会社のブランドが切り売りされたレナウンとは・・・・・

夏のTシャツよりも、冬のコートの方が単価は高く利益も上がりやすいのです。

飲食店は、小規模な店舗であれば開店のために必要な資格は1日の講習で取得できる「食品衛生責任者」くらいで、資金さえ準備できれば手軽に簡単に事業を始めることができます。

毎日の売り上げで何とか経営を維持している半ば自転車操業の店も一定数存在するでしょう。

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