本当の財産とは、どんな時代になっても、危機や変化を乗り切ることができる手腕を身につけさせることに他ならない。
事業は、収益源となる柱が多いほど安定性が高い。
優秀な会社は、幾つもの柱を持っている。
一つに偏重することは、危ない会社をつくる典型である。
親苦労し、子楽をし、孫乞食する。
借金は、年商の三分の一を超えてはならない。
窮地を脱するすばらしい戦略や、工夫や、知恵は、いつでもそういう目的意識を集中している人からしか生まれない。
存在する価値のないものは、永く続いて生きた例はない。
人が人に惚れるのは、性格に惚れるものだ。
まず第一に、経常利益を出し続けることが大切である。
事業の計画を立てるにあたっては、売上からスタートしてはいけない。一年間、固定費、すなわち人件費とか光熱費とか家賃とかの諸経費が幾らかかるか、これを一番最初にとらえる。そして、その分は、絶対に粗利として稼がなければならない。
ヤクルトおばさんという営業レディを採用し、要するに飲んでも飲まなくても毎日毎日コンスタントに売れるシステムをつくっているからである。
商品とか、サービスとかの売り物では、事業の柱を最低五つつくることが大原則である。
借金は、年収の三分の一を越えては絶対にいけない。
京都というのは、現在に生きている者達の営業努力は五割以下で、ほとんどは先祖の力に依っている。
上場とは、・・・・・実質的には財産を売ることだということを知っておいてほしい。
致命傷にならない失敗をさせるということだ。
歳をとると、性格こそ一番の魅力である。
第六感は、指導者にとって非常に大切な能力である。
人間の本質は、五千年も前から少しも変化していない。
情を中心に、五官を通して感じるものを文化という。・・・・・一方、文明は、科学が中心である。
危機に瀕したときには笑い、好機のときには、逆に叱咤する。
思考の中で経営者として最も大切なことは、直感力、ひらめきである。
・・・・・そのけちが、大切な事柄には大枚の金を惜しみなく使った。大成した人はみんな、それぐらいの精進をしながら、使うべきところにはきっちりとお金を使っている。
動物で一番位が高いのは、幻の獣、龍である。
たとえあす、この地球が破滅しようとも、きょう私はリンゴの木を植える。
金を貸したら、上げたと思え。
松下幸之助さんは、つくづく利口な方だと思う。第一条だけに非常にグレードが高く、いわば理念的なことが書かれている。ところが、第二条以下になると途端に実務的で泥臭いことばかりになっている。
韓非子は、孔子の逆を説いた人である。
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