高杉尚孝『論理表現力』日本経済新聞出版社
3つの変数を操ることにより、メッセージを明瞭にできる。
- 主語・述語関係の明確な文系を用いる
- メッセージをつなげる際、正しい論理接続語を用いる
- イメージの湧くような具体的表現を用いる
トップ・ダウン法は、「仮説」の検証法でもある。
3つの変数を操ることにより、メッセージを明瞭にできる。
トップ・ダウン法は、「仮説」の検証法でもある。
・3WHAT・3W・1Hを頭にたたきこむ
3WHAT・・・「それは何か」という「定義」、「何が起こっているか」という「現象」、「その結果、何が起こるか」という「結果」
3W・・・「WHY」(理由、根拠)、「WHEN」(いつからそうなのか、それ以前はどうだったか=歴史性)、「WHERE」(どこでそうなのか、他所ではどうなのか=地理性)
H・・・「HOW」で「どうすればよいか」という対策
・筆者が何を言いたいのかを見極めるためのポイントは、「たしかに」と「しかし」を見つけることだ。
・基礎的な知識とは、雑学によって身につく。
企画書のポイント3カ条
相手のメリットを明確にする。
究極の企画書は「相手に考えさせる」力を持つ。
企画書の原則
パソコンを起動する前にやっておくこと
情報は見つけやすいものほど価値が低い
キラーインフォメーション⇒情報の中から、最も価値があり、インパクトのあるものを選び出す
構成の基本は二つ
受け取り手が一番関心を抱くのは、利益に直結する見出しである
一ページには、三つの情報だけに絞り込む
シェアなら円グラフ、売上の推移など時間の経過を同時に示したいなら折れ線グラフ、比較をしたいなら棒グラフ
高井伸夫『朝10時までに仕事は片づける』
音読することによって、句読点をどこに打てば良いのかがわかります。敢えて呼吸をせずに一気に読んでもらいたい箇所には句読点を打たず、リズムとして一呼吸置いてほしいというところに句読点を打つのが原則です。
原文どおりに引用するためには、《 》が便利です。
「say」に置き換えられるものは「言う」と表記する。「start」に置き換えられるものは「始め」、「最初」に置き換えられるものは「初め」。
NGワード「いずれにしても」。
欧米人は論理的にしゃべる形式をよく訓練されています。彼らは「○○は××だ」と言うときに「第1に~」「第2に~」「第3に~」と3つ程度の理由を挙げるものです。
知らないことがあったら、まず書いてみよ。
難しいことをやさしく書くためには、①具体例、②引用、③2つのものを結びつけるレトリック。
書評とは①その本をすぐに買いに走るように行動提起する文章、または②レビューそのものがエッセイとしておもしろく読める。
「私のほうからご報告、ご相談したいことなどありまして」。自分が行うことに「ご」をつけるのはおかしい。相手の言っていることに「ご」をつけるのが敬語の基本です。
論文では原則として「ところで」は使わないほうが良い。
わかりにくい指示代名詞はできるだけ名詞に置き換えていきましょう。
おもしろい文章とは何か(井上ひさし)
謝罪をするときには、①謝罪の言葉、②その理由(反省)、③償い(穴埋め)の3つができているかどうかを念頭に置いて対処していかなければなりません。
ヒヤリハットは事故である。
比較には棒グラフ。構成要素の内訳を示すには円グラフ。推移や変化をとらえるには線グラフ。
箇条書きのルール
官公庁では、特定の対象者に出す文書は「である体」、不特定多数の人たちを対象とする文書は「ですます体」で書くように指導している。
「である体」の文書→①学術論文・小論文・社内論文などの論文類、②報告書(定型の用紙に書き込む場合)、③リファレンス・マニュアル(参照型)
「ですます体」の文書→①プロポーザル(企画提案書)、②報告書(上司、客先に提出する場合)、③マニュアル(学習型、初心者向け、入門編)、④顧客を対象にした営業資料全般
「ように+否定形」は典型的なあいまい文。(例)わが社はA社のように、余剰在庫を置きません。
息継ぎのための読点のルール
数字と名詞を並べて使うときは、名詞+数字の形にすること
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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