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経済学

2017年9月18日 (月)

高橋洋一×ぐっちーさん『勇敢な日本経済論』講談社現代新書

ウォートン・スクールは、計量経済学が有名なところ。

アメリカ人って、最後は必ず「ディールしようぜ」と言うよね。取引しようというか、話し合おうというか。最終的にはディールで決まるんだから、最初はどんな球を投げてもいいんだよ。

トランプって大統領令が好きだよね。

ヒラリーに比べるとトランプの英語って、小学生が使うような言葉だから、日本人にも理解しやすい。

マクロ経済政策で見るべき指標はふたつしかない。GDPと失業率。

失業率が下がったとき、変化がもっとも鮮明に表れるのが新卒者の就職なんだ。

2017年9月 3日 (日)

大村大次郎『お金の流れで探る「世界の今」が驚くほどよくわかる現代権力史』KADOKAWA

イギリスはどうやってスペインをしのぐほどの強国になったのか? 簡単に言えば、〝国を挙げての海賊行為〟である。

現在の世界中の多くの中央銀行は、このイングランド銀行をモデルとしている。

アメリカの急成長は、イギリスの投資なくしてはあり得なかったのである。イギリスはアメリカという国の「株主」とさえいえる存在だったのだ。

アメリカは、第二次世界大戦後すぐに、ヨーロッパ諸国に対し、莫大な経済援助を行った。いわゆるマーシャル・プランである。

イギリスは、ユダヤ人のお金が欲しかったために、パレスチナをユダヤ人に与えるという約束をしてしまったのだ。

ユダヤ人が世界でもっとも多く住んでいる国は、イスラエルではない。アメリカなのである。

アメリカのユダヤ人団体がイスラエルに寄付金を送るときには、税金はかからない。

IMFとは、・・・・・アメリカが最大の出資国であり、アメリカを中心につくられた機関である。

現在、中国はアメリカ国債の最大の保有者である。

タックス・ヘイブンを実質的に運営してきたのは、実はイギリスなのである。

「貧しい」ということは、「伸びしろがまだまだ大きい」ということである。

2017年8月 2日 (水)

伊藤元重『経済大変動』PHPビジネス新書

モノのインターネットの広がりなどもあって、世界で動いているコンピューターサーバーで使われている電力の量は、日本の総電力利用量を超える規模だという。それだけの情報処理が行われているのだ。

安倍内閣が2020年までの目標とするGDP600兆円の達成は、賃金上昇の実現にかかっている。

国の財政の深刻さは、GDPに対する公的債務の割合で判断される。

少子高齢化が進むということは、選挙で投票する人の中でシニアの割合が増えるということだ。

日本の国債を持っているのはほとんどが日本人であるのだ。

デフレの時代は、価格破壊がビジネスの成功の秘訣であった。安い労働力を使いこなすことで、事業を拡大することができた。そうした時代はもう終わった。

なぜ多くの成功する小売業は地方から出てくるのか。

価格を下げていくのは、ある意味では簡単なことだ。徹底した効率を追求すればよいからだ。しかし下げた価格をまた上げるのは大変なことだ。顧客の納得を得る必要がある。

日本は主要国の中で突出して食料品の価格が高い。コメや肉や乳製品などが特に高い。

アマゾンはカテゴリーキラーのキラーと呼ばれる。品ぞろえと低価格で他の店を潰してきた大型量販店はカテゴリーキラーと呼ばれるが、・・・・・

2017年7月14日 (金)

東谷暁『経済学者の栄光と敗北 ケインズからクルーグマンまで14人の物語』朝日新書

1980年前後の英国におけるサッチャー政権とアメリカにおけるレーガン政権の誕生は、ケインズ政策の死亡通知だった。サッチャー政権はフリードマンのマネタリズムを採用し、レーガン政権もマネタリズムやサプライサイド経済学と呼ばれる反ケインズ経済学を重視した。

IT革命はサプライサイド経済学の成果であり、金融工学が支えていた住宅ブームはフリードマン以降のアメリカ金融経済学の勝利に他ならなかった。

マネタリスト(経済を金融の観点から見る傾向が強い経済学者たち)

サッチャーはフリードリッヒ・ハイエクの信奉者だったが、どういうわけかミルトン・フリードマンの「マネタリズム」を政策として採用し、それが現実にそぐわないことが分かると放棄してしまった。

スタグフレーションは、景気後退とインフレーションが一緒にやってくる現象

ケインズ経済学に対する批判は、アメリカのケインズ経済学がインフレと不況の同時進行をうまく説明できなくなったことから始まった。

2017年4月 1日 (土)

G.マルチネ『五つの共産主義(上)』岩波新書

イデオロギーもなしに、いかなる集団的な、大いなる行動もおこしうるとは考えられないからである。

マルクスによれば、すべての古い《国家の機構》は《破壊》され、新しい機構によってとって代わらなければならないが、この新しい機構も、やがて《死滅して》いくものである。

マルクスの見解によれば、熟練ないし《複雑》労働も単純労働の積み重ねでしかない。

《持ちこたえる》が、レーニンの主要なスローガンであった。

ソ連ではマルクス=レーニン主義原典の歴史的批判は、けっしておこなわれない。

2017年2月14日 (火)

塚崎公義『よくわかる日本経済入門』朝日新書

経済復興のために鉄や石炭といった重点産業の回復を最優先とする政策(傾斜生産方式)

小泉内閣が推進した不良債権処理にも、新古典派の考え方が反映されています。

プライムレートでは貸せない相手への貸出という意味で、サブプライム・ローンと呼びます。

核家族化が進んだのは、高度成長期に農村から都会に出てきた若者が、親と離れた都会で結婚する例が増えたからです。

消費者物価が安定している主因は、人件費が上がっていないことにあります。

デフレを解消するのは大変ですが、インフレを抑制するのは伝統的な財政金融政策によって比較的簡単に行えるからです。

農地は洪水防止機能も有していますから、・・・

原油は輸入の9割弱を中東に依存していますが、その多くはホルムズ海峡という細い海峡を通過します。

日銀が銀行に供給した金額をマネタリーベース、世の中に出回っている資金の量をマネーストック

景気を予測する際には、個人消費はあまり注目されません。

景気予測で最も重要なものは、輸出と公共投資と設備投資です。

ケインズは「不況期には穴を掘れ」と言っているわけです。

現在の景気がどうなっているかを知るための一番簡単な方法は、内閣府の月例経済報告の最初の部分を見ることです。

 

2017年1月16日 (月)

ティモシー・テイラー『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編』かんき出版

この本では、GDPの減少が景気後退つまり不景気と説明されていますが、日本では、かならずしもそういう用語の使われ方はしていません。経済の潜在成長率(本来の成長する力)を下回っているだけで、景気後退や不況と呼ばれます。つまり、GDPが減少する場合だけでなく、増加していても、それが期待ほどではないと、日本では不況と呼ばれるのです。

デフレによってもたらされた不況には、金融政策がうまく効かないのです。

マクロ経済政策の4つの目標は、次のとおりです。

  • 経済成長
  • 失業率の低下
  • インフレ率の低下
  • 持続可能な国際収支

GDPの欠点は、売買されたものの総額で経済を測るので、売買の対象とならないものについては把握できないということです。

もっとも有名なインフレ指標は消費者物価指数

経済学的にいうと、経常赤字とは、国が外国に借金をしている状態です。

セイの法則および新古典派経済学には弱点があります。それは景気後退についてうまく説明できないということです。

ケインズ派は短期的、新古典派は長期的な動きを重視する。

 

2016年10月17日 (月)

小宮一慶『日経新聞の「本当の読み方」がわかる本』日経BP

給与や賞与の源はどこにあるのでしょうか?それはGDPです。

「フェデラルファンド(FF)金利」とは、米国の政策金利のことです。

日本はとくに「小さくする」「薄くする」などの技術に優れています。

モバイルなどの小型で精密な機械の製造は、やはり日本人が得意なのです。

アップルやマイクロソフトなど、米国でITの基礎概念が発達するというのは、ものづくりが関わっていないからです。つまり、概念だけなのです。それは、米国人の最も得意とするところです。

一方、日本は概念づくりというよりはその製品化に強い国なのです。

われわれのような経営コンサルタントが企業の資金繰りを判断するときにはまず、すぐに使える現預金が十分かどうかに着目します。

いかに有望でも、飛行機はある一定の機数を受注しないと作ることはできません。

2016年10月 5日 (水)

吉川洋『人口と日本経済 長寿、イノベーション、経済成長』中公新書

ヨーロッパでは19世紀の終わりから人口減少の傾向がはっきりとしてきた。これはマルサスの「人口の原理」に反する。1人当たりの所得が上昇すると、子どもの数が増え、人口は増大する。これこそが「人口の原理」である。マルサスにインスピレーションを得たダーウィンの『種の起源』以来、生物の世界でも、食料が増えれば生物の数は増えるというのが常識だ。ところが人間の社会では、所得水準が高い国々で人口が減り始めたのである。それと並行して、かつてマルサスが強く否定した著しい寿命の延びが始まった。

人口にしても寿命にしても、それに大きな影響を与えるのは「1人当たり」の所得である。

すでに古代ギリシアの哲学者プラトン、アリストテレスの著作に人口制限の必要が説かれている。

マルサスにとって生涯の論敵となったデイビッド・リカードは、まさに「自由貿易」がイギリスにもたらす利益を説いた。

Pの悪魔、Uの悪魔

・・・・・今から200年以上前、ナポレオン戦争の頃に活躍したイギリスの経済学者デイビッド・リカードによって論じられた。アダム・スミスから始まる「古典派経済学」を完成した大経済学者リカードは、『人口論』のマルサスと長年論争を繰り返した人でもあった。

ジニ係数

ケインズも生涯「利子率の力」を重視した。

2016年6月20日 (月)

佐藤優『いま生きる「資本論」』新潮社

安倍政権は、究極のポピュリスト政権で、世論調査の数値が政権の安定度に直結する。そして、世論調査の支持率は、株価と連動している。

『愚管抄』の中にグローバリゼーションの議論があります。

ものすごく重要なことは最終的にトートロジーにしかならないのだ、と・・・・ヴィトゲンシュタインの『論理哲学論考』できちんと論じられています。

『資本論』の理論のかなりの部分がリカードの理論の引き写しです。リカードの主著であり、マルクスがまさにパクったのは『経済学および課税の原理』という本です。

マルクスの『資本論』の構造を結論から簡単にいうと、こうです。第三巻のいちばん最後、「諸階級」というところで書いていることですが、資本主義社会には三つの階級しかないとマルクスは言っています。労働者と資本家と地主です。

論理が破綻しているけれど、その破綻に気づかれないようにするコツは、接続詞を使わないことなんです。接続詞がないと勢いで読めるから、論理がどうなっているかに気を取られない。

宇野弘蔵の高弟である鎌倉孝夫・・・・・チュチェ思想

稼ぐに追いつく貧乏なし(寅さん)

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